レッスンの内容
生活の中でよく使う中国語
中国語を勉強している方は、本場でも通じる中国語をマスターしたいと思っているはずです。
私の経験からすると、中国に行く前に、勉強した事はもちろん役立ちますが、中には使わない言葉も多くあります。
中国に来てから学んだ言葉は、やはり生活のなかで利用する頻度が違います。
そこで、今回は生活の中でよく使う中国語を取り上げてみたいと思います。
朝一番の挨拶の表現
長期出張をすることになった日本人の生活を例にしてみましょう。
朝、目が覚めて同僚、同事があなたに言う言葉は、
昨天你睡得好吗?
(良く眠れましたか)
です。それで、
我睡得好
(眠れました)
と返します。
中国語は、日本語以上に你、我というような主語をはっきりさせます。
誰のことなのかということをはっきりとさせるのが特徴です。
我妈身体不好。
(母は体調が悪い)
などもそうです。
これは、日本人がなかなか習得できないところです。
同僚は、
我们吃完早餐后要赶快出发吧。
(朝食とって、急いで出かけましょう)
といいます。
朝食のことは早餐ですが、早饭も使います。
お昼ごはんは、午餐か午饭で、晩御飯は晚餐か晚饭になります。
赶快という言葉は「急いで~する」となりよく使います。
赶快处理一下。
(早く処理してください)。
赶快过来一下。
(早く来てください)
など催促する場面でも良く出てきます。
催促する中国語の表現
吃完饭后赶快上班了。
(食事の後急いで出勤しました)
因为今天早上在公司要开会。
(なぜなら、今朝会社で会議があるので)
所以,要提前到公司。
(それで、早めにつく必要があります)
出勤に関する中国語の表現
先に出てきた、上班ですが「出勤する、仕事中」という意味です。
少し広めの意味があるようです。
我明天要上班。
(明日は仕事です)
他先在上班所以不能接电话。
(彼は今仕事中ですから、電話に出る事が出来ません)
你上班的地方在哪里?
(あなたの仕事の場所はどこですか?)
というように使います。
开会は「会議をする」ということで、ビジネスシーンでは大変良く使う言葉です。
ミーティングは、会议になります。
开会の方が幅の広い言葉になります。
体調が悪いというときにする表現
上午工作的时候我身体不舒服。
(午前中仕事の時に体調が悪かったです。)
很难受
(つらいです)
那时候时间过得很慢。
(あの時は、時間が過ぎるのが本当に遅いです)
身体不舒服ですが、体調が悪いというときに幅広く用いる事ができる言葉です。
「体調不良」に近いです。
~に行きましたという表現
下午我跟同事一起去工厂。
(午後、同僚と一緒に工場に行きました)
我坐同事开的车。
(同僚の運転する車で行きました)
所以,很轻松。
(それで気楽でした)
「車に乗る」は、坐车、「車を運転する」のは、开车です。
また、「バスに乗る」は坐公交车,「地下鉄に乗る」は坐地铁,「自転車に乗る」は骑自行车になります。
ちなみに、「歩いていく」は,走路です。
我走路过去。
(歩いていきます)
などと使います。
おやつの表現
傍晚,我肚子饿了,所以,吃了零食。
(夕方、おなかが空いたので、おやつを食べました)
零食は、スナックやビスケットなどのおやつを指します。
今天加了一个小时的班,外面吃饭然后回家。
(今日は、1時間残業した後、外食して家に帰りました)
外面吃饭という言葉も「外で食べる」ということでよく使います。
中国人は、「外食はよくない」とよく言うのですが、仕事をしていて仕方なく外食をする人も多いです。
中国人が生活で使う言葉を覚えていると役立ちます。
中国人の先生たちと会話レッスンをしておくと、現地の人が生活で使う言葉を理解する事ができますよ。
さあ、一緒にレッスンを始めてみましょう。