中国での楽しみの一つは何と言ってもマッサージですよね。日本の半額でたっぷり60分、初回はそれに足の裏マッサージまでサービス、なんてのもあってすっかりはまってしまいます。
さて、今回はマッサージ関連のフレーズをご紹介しましょう。
レッスンの内容
マッサージ店でー按摩店会话
wǒ yào quán shēn
我要全身
全身マッサージお願いします
wǒ zhǐ yào zú dǐ
我只要足底
足裏だけでいいです
メニューには気功マッサージとか、治療目的のマッサージとかもあって、少し値段高めのそっちを勧められるかもしれません。
普通のリラクゼーションマッサージで良ければ、こう言いましょう。
wǒ jìu yào zhōng yī bǎo jiàn
我就要中医保健
普通のリラクゼーションマッサージでいいです
マッサージ師
なぜか男性客には女性マッサージ師を、女性客には男性マッサージ師をあてることが多いです。一種のサービスのつもりでしょうか。
本当は男性には指が太くて力の強い男性マッサージ師、女性には指が細くてピンポイントでツボに触れられる女性マッサージ師の方が良いのですが。
ただ一般にやはり女性マッサージ師を希望するお客が多いようです。女性マッサージ師を希望する時、時々
wǒ yào nü hái
我要女孩
と言っている人がいますが、これは「私は女の子が欲しい」という意味になり、男性が言うと特にいやらしいのでやめましょう。
wǒ yào nü ān mó shī
我要女按摩师
と、さっぱりと言うのが正しい表現です。
痛いところ
マッサージを始める前に、
nǎ li bù shū fu
哪里不舒服?
どこか痛いところはありますか
と聞かれます。
jiān bǎng yìng
肩膀硬
肩が凝ってます
yāo téng
腰疼
腰が痛い
bó zi bù shū fu
脖子不舒服
首の調子が悪い
イタタタ!
さてマッサージが始まります。グリグリッ、グリグリッと中国四千年の指が体に食い込んで来て、思わず
téng
疼!疼!
イタタタ!
と叫んでしまいますが、マッサージ師は平然とこう言います。
téng bù téng ba suān ba
疼?不疼吧?酸吧?
痛い?痛くないでしょ?「酸」でしょ?
この、「疼」と「酸」の違い、私も中国にかなり長く住んでいましたがいまいちピンと来ませんでした。この「酸」という感覚、日本語に全くないのです。
疼と酸の違い
「疼」は日本語で言う普通の痛み、つまり傷とか、炎症とか体に悪い刺激が加わって発生する痛みです。
対して「酸」はツボをググッと押されてキクゥーっと言う、強いて言うと(あくまで強いて言えばですが)ー「イタ気持ちいい」にややですが近いです。
そう言えば、あのキューっと効く感じ、「体が酸っぱい」気がしませんか・・・?