中国のどこの都市でもいまやカルフールやウォルマート、京客隆などスーパーが至る所にあり、言葉ができなくても買い物には困りません。
しかし中国語のスキル向上のためにはやはり市場、いわゆるファーマーズ・マーケットで買い物することをお勧めします。
レッスンの内容
お買い物は市場で
买菜在市场买
nóng mào shì chǎng
农 贸 市 场
cài shìchǎng
菜 市 场
と呼ばれるのがそれです。
これいくら?
さて、「これいくら?」とたずねる時、多くの人が教科書で「多少钱?」という表現を習ったと思いますが、実はこれはあまり使われません。
では現地の人は何と聞くか?これはズバリ
zěn me mài ne
怎 么 卖 呢?
と言います。直訳すると「どうやって売るんだ?」です。
これを言えばアナタもジモピー、相手もこの人ごまかせないなと多少身構えるというものです。
食べ物の単位
そして相手がいよいよ値段を言ってきます。ホウレンソウなら簡単。
wŭ kuài qián yì bǎ
五 块 钱 一 把
一束5元だよ
肉はややわかりにくいです。
shí kuài qián yì jīn
十 块 钱 一 斤
一斤(500g)10元だよ
さてこの500gが日本人にはなじみがありません。しかし日本のスーパーの肉1パックはたいてい200〜300gなので、
gěi bàn jīn ba
给 半 斤 吧
半斤(250g)ちょうだい
と言えばだいたい適量を買うことができます。
果物はさらにわかりにくいです。
shí kuài qián sān jīn
十 块 钱 三 斤
三斤(1キロ半)10元だよ
この三斤ってどうよ!?と言いたくなるのですが、旬のりんごやかきなら5〜6個といったところです。
この三斤はよく使われる単位で、だいたい「一家族用」の数量です。おとなしく三斤分買う必要なければ自分で必要分だけとって計ってもらいましょう。
多少钱?の使い方
さて,では教科書に出て来る「多少钱?」は使わないのか?じゃなんで教科書に出てるんだ!とお怒りのアナタ。
いえ、「多少钱」もちゃんと使います。ただ、単独で使われることは少なくて、使う時には単位なんかをつけて使うことが多いんです。
duō shǎo qián yí ge
多 少 钱 一 个
一個いくら
duō shǎo qián yì jīn
多 少 钱 一 斤
一斤いくら
duō shǎo qián yī wǎn shàng
多 少 钱 一 晚 上
一泊いくら
jī piào duō shǎo qián
机 票 多 少 钱
飛行機代いくら
huǒ chēp iào duō shǎo qián
火 车 票 多 少 钱
列車代いくら
といった具合です。さああなたもぜひ市場へ。