レッスンの内容
体調不良のときの表現
上周我得了感冒。
(先週は風邪をひきました。)
先是我家人得了感冒,然后,我也得了。
(まず家族がひいて、その後私がひきました。)
家族は、熱が39.5度まであがり、その後、咳が止まらなくなったので、
去了医院。
(病院に行きました。)
私も一緒についていくことになりました。
中国の病院の仕組みや言葉の表現
中国に来ているときに、たまたま風邪をひいてしまうということもあるかもしれません。
異国の地で体調を崩すというのは、なんとも心細いものです。
日本なら簡単なことでも外国では手間がかかり、病院に行くことだけでもなかなか厄介なものです。
そんな時、ある程度事前に中国の病院の仕組みや言葉ができていると、ストレスを軽減できます。
それで今回は、中国でもし風邪をひいた場合どうするか、というテーマで経験を交えて取り上げてみたいと思います。
感冒常备药,首先,预备常备药的话有很大的帮助。
(まず日ごろからしておくといいのは、薬を常備しておくことです。)
从日本带感冒药也好。
(日本から風邪薬を持ってきておくと安心です。)
ロキソニンなどの鎮痛剤、解熱剤もあると便利です。
実際、39.5度まで上がったとき、役に立ちました。
虽然,体温下降了,但咳嗽厉害,所以去了医院。
(その後、熱がひいてきたのですが、今度は咳がひどくなったので病院にいくことにしました。)
熱があることは、发烧とか体温高などといいます。
厉害は、「すごい、激しい」という意味です。
この形容詞は、よく用います。
下的。昨天的雨下的很厉害。我睡不着了。
(昨日の雨はすごかった、寝れなかったよ)
などと用います。
看病手順の表現
去医院,先在门诊部办手续,挂号了。我们预约了10元的专家医生。
(病院に行って、まず受付で順番を取りました。10元の専門医に診察してもらう事にしました。)
等了一会儿,看过医生。
(少し待ってから、医者に診察してもらいました。)
医生说要照X光和抽血。照X光是X射线照片的意思。
(医者が言うには、「胸の写真をとるのと、血液検査をして下さい」ということでした。写真をとると言うのは、レントゲンということです。)
ちなみに、抽血とは血液検査です。
中国の医療費について聞きたいときは
我们担心是不是费用太贵。因为我们没有医保卡。医保卡是中国的医疗保险卡。
(私たちは、費用のことが心配になりました。医療保険カードを持っていないからです。医療保険は中国の医療保険のことです。)
医生说你们不用担心,中国的医疗费很便宜。胸部拍摄是80元。算很便宜的。
(そうしたら、医者は「心配しなくて大丈夫です。中国の医療は安いので」ということでした。胸部レントゲンは80元でしたから、確かに安いです。)
照X光和抽血结束后,再次看了医生。
(レントゲンと血液検査のあと、また医者のところへ戻りました。)
医生说,没有病毒感冒,但气管有炎症,是细菌感染,所以要挂两天水。
(医者は、「インフルエンザではないですね。でも細菌感染しているので、二日間点滴しましょう」と言いました。)
挂水は、点滴のことです。
他にも、点滴とか输液も使います。
中国では点滴を利用することが多い
中国では、日本よりも点滴を利用することが多いように感じます。
点滴の前にも、まず処方箋の飲み薬と点滴の薬を自分で購入し、点滴の場所にもって行きます。
中国の病院の仕組みは、慣れれば大丈夫ですが、初めてのときはあたふたします。
そんな分からない時は、ひたすら聞くことがポイントです。
挂水的地方在哪里?などと~在哪里?の連発です。
今回の風邪もすっかり治り、おかげで中国の病院も体験できました。
中国人の先生と交流して、生の中国語を使う練習をしましょう。
生活用語を使う練習をしておくと役立ちます。