中国旅行の困ったを解決!日本人向け清潔トイレガイド

  1. 中国世界遺産・旅行

中国で困るのはトイレが見つからないことです。「厕所」(cèsuǒ)、つまりトイレには、ドアはなく、全く掃除もされてなく、ひどい異臭でクラクラ。日本人はとても利用できません。

中国国内で日本人が安心して使えるトイレはどこにあるのでしょうか?

中国旅行の困ったを解決!日本人向け清潔トイレガイド

清潔なトイレの場所

日本人でも安心して使えるトイレは次の3つの場所にあります。中国語で場所の名前を記しますが、それぞれどこを意味するかお分かりになりますか?

jiǔdiàn

1,酒店

bǎihuò

2,百货

kuàicāntīng

3,快餐厅

一番安心できるトイレは「酒店」

もっともきれいなトイレがある場所は酒店jiǔdiàn)です。これはお酒を飲む場所でも、お酒を売っている場所でもありません。中国語で酒店というのは「ホテル」のことです。

特に外資系のホテルは外国から来たお客さんが多く泊まるために、中国国内でも高い衛生基準を保っています。

シェラトンなどの高級ホテルは大都市ならいくつもあり、トイレットペーパーはもちろんのこと、便座シートまで完備されています。用を足したいときはまずは大きめのホテルを目指すのが良いでしょう。

中国の廊下に立つ赤い制服を着た男性。

日本人はホテルにフリーパス

別にそのホテルに泊まっているわけでもないのに、ホテルのトイレを使うのは申し訳ないと感じますか?その心配はいりません。

日本人であるというだけで、中国国内の外資系ホテルにはフリーパスで入ることができます。

日本人らしいきちんとした身なりをしているならば、そのままホテルに入って問題ありません。

少し心配なら日本語を話しながらホテルに入って行きましょう。外国人と分かれば、ベルボーイがすかさずホテルのドアを開けてくれるでしょう。

ホテル内のきれいなトイレで堂々と用を足して、堂々とまた出て行けばいいわけです。

中国国内においてホテルマンは、日本人と分かれば泊まっている人か泊まっている人の関係者としか思いません。

比較的きれいなのは「百货」のトイレ

続いてお勧めなのが、中国国内の百货bǎihuò)のトイレです。

百货は「百円貸す」と書きますが、貸金業者ではありません。百货とは「デパート」のことです。日本語でも百貨店という言葉があるので分かりますよね。

外資系デパートには通常、スターバックスやバーガーキングなどのお店がたくさん入っています。一定水準を維持するためにトイレもきれいで、トイレットペーパーも必ず備わっています。

ただし中国資本のデパートのトイレはさほどきれいではなく、通常トイレットペーパーもありません。

トイレの最後の砦は「快餐厅」のトイレ

中国にいる日本人にとって最後の砦となるのが快餐厅kuàicāntīng)のトイレです。

快餐厅kuài)は「速い」という意味。餐厅cāntīng)は「食事を提供する場所」の総称です。つまり快餐厅は「ファーストフード店」を指します。

ファーストフード店はどこにでもあるので見つけやすいでしょう。ただし不特定多数の人が利用するので、ホテルやデパートほどきれいではありません。

選んだほうがいいのはマクドナルドやケンタッキーなどの外資系ファーストフード店です。

外資系ファーストフード店にはトイレットペーパーがあり、店員が数時間ごとに清掃するシステムがあるので、ある程度快適に利用できます。

青い中国の赤い背景に男性と女性の 2 つのシルエット。

もしトイレがなかったら…

近くにトイレがない時どうしますか?

小学校に入る前の子どもなら問題ありません。中国全土すべてがトイレです。中国文化では道端でも子どもなら用を足してよいことになっています。

しかし大人はそういうわけには行きません。どうしようもないときはその辺のお店に入りましょう。何か商品を買うからトイレを貸してくれと言うのです。

緊急時のせりふ

では最後に「すまない!かならず何か買うからトイレを貸してくれ~」を中国語で何と言うかお伝えして、今回の記事を締めましょう。

zhēnbùhǎoyìsiwǒgāimǎiyìxiēdōngxi .suǒyǐqǐngxǐshǒujiānjiègěi wǒ

真不好意思!我该买一些东西.所以请洗手间借给我~

緊急時ならそう言えば、心の広い中国人はすぐにトイレを貸してくれるでしょう。

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