中国人のように日本語を話す3つのコツ

    1. 中国語発音

    中国人の真似をして日本人が話すという機会があることでしょう。よくドラマなども日本人俳優が中国人役を演じることがあります。

    日本人はついつい正確に話してしまう日本語でも、あるコツさえつかんでおけば誰でも簡単に中国人のように日本語が話せるのです。

    中国人のように日本語を話す3つのコツ

    中国人が日本語を学ぶ上で大変なもの

    中国人が日本語を学ぶのは他の外国人に比べて簡単です。それは漢字の意味が分かるからです。ほとんどの日本の漢字は中国から来たもので、元となる漢字を知っているので中国人にとっては読み方さえわかればいいのです。

    しかし中国にはない日本語の表現である助詞(助词:zhùcí)は分かりません。

    さらに日本語には口語と敬語があります。「これはペンです」のような、ですます形は文法を勉強して分かるものの、「これ、ペンっていうんだ」など口語はよく分かりません。

    さらに発音と言う点においても、音を伸ばす長音(长音:chángyīn)や、小さい「っ」が入る促音(促音:cùyīn)は中国にはありませんので苦労します。それは日本人が英語などの巻き舌発音に苦労するのと同じです。

    上記の点を踏まえると中国人のように日本語を話すコツが分かります。

    中国語文字の木ブロックが 1 つあります。

    中国人のように日本語を話すコツ

    中国人のように日本語を話すコツは3つほどあります。

    shěnglüèzhùcí

    1、省略助词

    助詞を省略

     

    chángyòngjiǎntǐxínghuòzhōngzhùcí

    2、常用简体形或终助词

    簡体形を使う

     

    shěnglüèchángyīnhécùyīn

    3、省略长音和促音

    長音促音を省略

    基本的に上記の3つを押さえさえすれば、だれでも中国人のように日本語を話せます。

    中国人発音の習得

    練習してみましょう。例えば下記の日本語を中国人ぽく発音するとします。

    わたしは餃子を上手に作ります。

    まずは助詞をすべて省略します。

    →わたし 餃子 上手 作ります。

    これだけでもだいぶ中国人っぽくなりますが、さらに動詞をます形ではなく簡体形にして、中国人が好きな終助詞「ね」を加えます。

    →わたし餃子上手作るね

    中国人は終助詞「ね」以外にも「よ」も好きなので「上手つくるよ」でもいいでしょう。

    最後に発音するときに長音と促音を省略します。つまり餃子の発音を「ぎょうざ」ではなく、「ぎょざ」に、上手の発音を「じょうず」ではなく、「じょず」にします。

    わたしぎょざじょずつくるね

    ハイ、中国人の話す日本語ができました!

    ビジネススーツを着た若い中国人女性。

    その他、細かいコツ

    続いて中国人のように日本語を話す細かいコツです。それは表情です。日本人のように相手のことを気遣う笑顔はいりません。必要なのは、

    yánsù de miànkǒng

    严肃的面孔

    严肃yánsù)というのは「真剣さ」や「まじめ」を表す言葉で、面孔miànkǒng)は表情という意味です。

    つまり中国人っぽく日本語を話すには、一切の気遣い感情を捨てて真顔で淡々と「わたしぎょざじょずつくるね」と言えば完璧です。

    特徴掴めば簡単に

    日本語を話すとき、助詞を使わず、小さい「っ」と延ばす音を省略、そして最後に「よ」や「ね」を加えれば中国人になれるというわけです。実は「つ」を「ちゅ」に変えるだけで韓国人のように話すこともできます。

    それぞれの国の特徴を掴んで日本語で会話するのも楽しいですね。

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