中国の社会

外国から中国への連絡手段

中国にいる友人へ、自分の会社の中国支部へ、海外から中国国内に連絡することもあるでしょう。

そういった場合、どんな点に注意する必要があるのでしょうか?また、どんな連絡手段が活用できるのでしょうか?

中国国内に連絡するときの注意点

中国ではネット上に「金盾」と呼ばれる巨大なグレートファイアーウォールがひかれており、基本的に書かれた情報はすべて中国政府の検閲(检查:jiǎnchá)を通らなければ、中国国内に伝わりません。よって細心の注意が必要です。

Eメールなどで、請求書、決算書、などの貿易取引に関する情報をやり取りすることには何の問題もありません。お土産への感謝の言葉を述べるのも、問題ないでしょう。

しかし中国政府が気になるような情報を載せると、たちまちネット警察(网络警察:wǎngluò jǐngchá)の捜査の対象となってしまいます。

どんな情報が要注意?

仕事上のやり取りであっても、友人との個人的なやり取りであっても、以下のような情報を文字にして中国に送信するならリスクを負うことになります。

zhèngzhì wèntí

1、政治问题

政治問題

 

zōngjiào huàtí

2、宗教话题

宗教の話題

 

3、敏感词

敏感ワード

天安門」や「尖閣諸島」などの政治問題の単語、良かれと思ってキリスト教(基督教:jīdūjiào)の教えなどを打ち込もうなら、たちまち捜査の対象となるのは分かることでしょう。ですがそれだけではありません。

中国とは関係ないと思い「〇〇がついに巨人軍を退団したね。」などのあたりさわりのない野球の話題をしても検閲に引っ掛かります。なぜですか?

「退団」が中国語の退团(tuìtuán)と同じで漢字で、共産党青年団を脱退することを意味する言葉だからです。

もっと悪いのは「退党」という言葉です。中国では口に出すのも恐ろしいほどの敏感ワードなどなので、うっかり中国国内へ発信しないように気をつけましょう。

連絡方法

中国へ連絡するとき、会社の内密事項の連絡などでどうしても検閲されずに文章や書類を送りたいときもあるでしょう。どうすればよいのでしょうか?

xūnǐ zhuānyòng wǎngluò

1、 虚拟专用网络

VPN

 

yòng jiāmì de ruǎnjiàn

2、用加密的软件

VPNの使用

1つ目の方法はVPN(虚拟专用网络:xūnǐ zhuānyòng wǎngluò)を使う方法です。これを使えば、中国政府の中央ネット制御システムを介さずに情報をやり取りできます。

ただし中国側でVPNを装備し、中国国外のサーバーにつないでいる必要があります。

中国政府もVPNの規制を強めていますが、VPNはほぼすべての中国で発売されているスマートフォン、パソコンに標準装備されており利用可能ですし、罰則を受けることなく安全に情報伝達ができます。

暗号化機能のあるソフトを使用

2つ目の方法は国外の暗号化(加密:jiāmì)できるソフトウェアを使うことです。例えば「Signal」という国外のソフトウェア(软件:ruǎnjiàn)は中国国内でも使用できます。

会話内容もその中で文章を送付しても暗号化されているので、中国政府の検閲にはかかりません。skypeも一部暗号化されているので比較的安全のようです。

最近までは「what’s app」などの有名な暗号化できるソフトも使えていましたが、中国語国内では使えなくなりました。今後暗号化できるソフトが使えなくなっていくでしょうから、使えるときに使いましょう。

いたちごっこはいつまでも続く

中国政府の検閲を受けることなく安全にデータをやり取りしたい日本の会社と、すべて検閲したい中国政府とのいたちごっこはこれからも続くことでしょう。現時点で利用できる安全な方法で中国国内とやり取りしていきたいですね。

※2019年4月現在の情報です。

今回の中国語での表現は、覚えられましたか?(中国語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみると、脳にしっかり染み込むから覚えられますよ。

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